外じゃなきゃ、良いんだろ?

視線が絡み合う、ふたりきりの車内(プロローグ)

夜の駐車場。助手席のドアが開いて、冷たい外気と一緒に君が乗り込んでくる。

「……んー、やっぱり夜は冷えるね」

そう言って肩をすくめる君の姿を見て、俺はエンジンをかける手を止めた。

今日の服は、いつもより少し薄手で、

身体のラインにぴったりと吸い付くリブニットのワンピース。

「もうちょっと厚着してくればよかったかなぁ〜……」

少し寒そうに首を竦めながら無邪気に笑うけど…

その薄い生地越しに浮かび上がる柔らかいシルエットが、

俺の視線をどこに誘導しているか、絶対にわかってて言っている。

そして──極めつけはシートベルトだった。

君が何気なくベルトを引き出し、カチャリと金具を留めた瞬間。

斜めに走る黒い帯が、豊かな胸の間に深く沈み込む。

上下から無情に押し潰され、残酷なまでに強調されたその膨らみに、

「……っ」と思わず息を呑んだ。

「……ふふ、なに見てるの?」

視線に気づいた君が、わざとらしく目を逸らしながら、照れたように小さく笑う。

普段は静かで控えめな君が見せる、その“わかってて照れる可愛さ”と、暴力的なまでの身体のライン。

俺は無言のまま、イグニッションキーから手を離し、それを引き抜いた。

「……お前、それ、反則って知ってる?」

 

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ここには書けない生々しい『本当の温度』の続きは…

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